2020年、コロナ禍において「マスク」や「消毒」は生活必需品になりました。
マスクにしても消毒にしても比較的手に入りやすい時代にもなりましたが、長期において利用できるアイテムも用意いておきたいところ。
このコロナ禍においては、個人的に2020年の3月から6月の約4ヶ月間「次亜塩素酸水のステリパワー」の除菌剤を試験的に使用してきました。
次亜塩素酸水という液体をメインに使用してきて勿論ウィルス感染はしておりません。
実際に長期にわたって、この「次亜塩素酸水」を使用してきてのリアルな感想を書いていきます。
長期にわたって「消毒剤」「除菌剤」を用意しておきたいという方は是非一読ください。
次亜塩素酸水の正しい知識
経済産業省で「アルコール除菌剤に代わる除菌剤」としての効果が期待されると言うことで取り上げられました。
その中で、2020年の6月末にはネット等で「次亜塩素酸水」についての効果性が疑われ、経産省は次亜塩素酸水についての効果性について新たな情報を発信。
まとめると以下の通りとなります。
- 濃度を薄めると効果性が薄れる(有効塩素濃度80ppm以上推奨)
- 十分な液体量があることで効果
- 消毒の際はすぐに拭き取らずに20秒ほど放置してから拭き取る
- 空間除菌用として噴霧するのは推奨されない
次亜塩素酸水はコロナ感染対策として効果性のあるモノだが、使い方に注意する必要があるということです。
「ステリパワー」は原液で有効塩素濃度が200ppmあるので、希釈するとしても2倍まで(濃度100ppm)が好ましいでしょう。
個人的には原液をビシャがけで、満遍なく塗り込むように使用しています。
また、経産省の最新の情報が出るまで、飲食店などで次亜塩素酸水での空間除菌をしている店も多かったのですが、コレも経産省は人が吸入するのは好ましくないとして話しており、空間除菌よりは換気がベターとしています。
人の肌への影響は?手あれはあるの?
これまで4ヶ月以上、ほぼ毎日「次亜塩素酸水」を手に使用してきて悪い影響は皆無です。
しかも全て原液(塩素濃度200ppm)使用してきました。
人間の肌は弱酸性であり、次亜塩素酸水も人肌に近い弱酸性成分。
人の肌にも問題なく使用することができる安全性を兼ね備えています。
そもそも「次亜塩素酸水」はその名の通り「酸性」の成分のように見えます。
しかし、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸の2液を混合・反応させる生成方法を採用(2液混合タイプ)することで、成分を弱酸性に保つことが可能となっています。
よって、人間の肌にも安心して使用することができるようになっています。
経産相のコメントでは濃度が強いものに対してはゴム手袋を使用するようにとされています。肌が極端に弱い人はご注意ください。
保存性能が良く長期で使用できる
次亜塩素酸水は保存性能が良いという特徴もあります。
次亜塩素酸水を扱う某メーカー公式では、3ヶ月(メーカー保証値)から最大10ヶ月程度(実測値)の保存が可能となっています。
比較的長期間において、成分の能力を落とすことなく使用できることは、この先の新時代を考える上で重要なことです。
なお、車の中など温度変化が激しい場所に置いておいたら、塩素の匂いが弱くなったように感じました。
保管する際には温度変化の少ない所で保管することが良いでしょう。
家庭だけでなく仕事でも重宝される
次亜塩素酸水は大容量で保存性も良く安全性が高いため、家庭だけでなく「会社」でも使用されることが多いです。
現に、大手のチェーン店でも次亜塩素酸水を従業員用&顧客用として使用しているのを確認しました。
- 医療機関・介護施
- 幼稚園・保育園・学校
- 飲食店
- 宿泊施設
- スーパー・小売店
このように、次亜塩素酸水は人の集まる箇所で活躍することが期待されます。
上記でも述べたように現在の考えでは空間除菌の効果性はあまり良いものではなさそうです。
基本的には手やモノへの消毒に最も適していると考えられます。
次亜塩素酸水は物への消毒にも効果的
そもそも本来の「次亜塩素酸水」は人というより「モノ」への使用効果が高いことで有名でした。
上記は、ステリパワーと言う次亜塩素酸水配合の商品をベースに比較した表ですが、コチラは2液混合タイプということで人の肌にも優しいことは分かっていて、物へも肌へも除菌・消臭対策が期待できるのです。
- 手すり
- トイレ
- ドアノブ
- 窓
- テーブル
などなど、生活の中で使用する「モノ」へとスプレーすることで除菌が可能となります。
また日頃、使用機会が抜群に多い携帯電話・スマホ・PC等はかなり多くの雑菌が付きますが、これらの消毒にも効果性が高いです。
次亜塩素酸水をスプレーボトルに詰めて、細かく除菌することもオススメです。
スプレーボトルがあれば、旅行先に持ち込むことも可能で安心できます。
なお上記で説明したステリパワーをはじめ、多くの次亜塩素酸水はアルコール成分が一切含まれていないケースがあるため、アルコールを持ち込むことができない国への旅行の際にも役に立つでしょう。(ハラール認証取得済)
実際の使用感を口コミします
個人的に4ヶ月以上(2020年7月時点)使用してきての使用感をお伝えします。
今回使用したのは「ステリパワー」という次亜塩素酸の20kgで塩素濃度は200ppmです。
基本的に大容量で蛇口上のノズルから原液を出します。
ステリパワーは次亜塩素酸ということで、原液での使用は幾らか「塩素臭」が漂います。
プールの消毒のような匂いです。
メーカーHPでも表記されているのですが、原液を水道水で希釈して使用することできるので原液の濃度を確認の上、適切な濃度に希釈するのオススメの使用方法となります。
コスト面を考慮すると、水道水で希釈して長期間使用できるようにした方が経済的です。
手触りはややヌメリ感を感じますが、一般的なアルコール消毒液よりもヌメリ感抑えめなので特段嫌な感じはありません。
また、アルコール消毒液のようにスースーする感覚もあまり無いです。
乾くスピードはアルコール消毒液より遅め。
アルコール消毒でありがちな手荒れも一切ありません。
塩素系の匂いだけ特徴的で、肌にすっと馴染む質感となります。
アルコール成分が入っていないので、アルコールの特徴は出ないね
実際に完璧に除菌ができているか?という部分は検証不可となりますが、実際のところこの4ヶ月間の間コロナウィルスは勿論、インフルエンザやその他風邪の諸症状が発症したことは一切ありませんでした。
また、毎日の検温(非接触型)をしていますが平均体温をしっかりキープできており、味覚もバッチリあるので予防は出来ているのではないかと思います。
また人体だけでなく、物に対しての除菌にも効果があるので積極的に身の回りの物(スマホ・パソコンなど)にも使えます。
あなたに合った容量の除菌剤を手に入れよう
除菌液はメーカーによって販売容量も変わってきます。
今回私が使用したのはステリパワーという商品ですが、次亜塩素酸水という成分は変わらずとも微細な成分・価格帯はめーかーによって変化があることでしょう。
メーカーによっては、塩素濃度が50ppm、100ppm、200ppm、400ppmなど複数の濃度を選択できることも多いので、あなたの生活パターンにあった濃度を選択したり、濃度に応じて各家庭で希釈(薄めて)して利用しても良いでしょう。
基本的に除菌の有効濃度は推定80ppm以上とされているので、50ppmの濃度は除外で。
各メーカー価格的にも塩素濃度的にも一番のオススメは200ppm程となります。
200ppmであれば水道水で最大2倍希釈(塩素濃度100ppm)も出来ますしコスパにも優れます。
是非次亜塩素酸水を利用されようと考えている方は、以下公式サイトで検討されると良いでしょう。
当サイトでは以下の通り「次亜塩素酸水のジーア」を紹介したいと思います。
個人的にはアルコール消毒と次亜塩素酸除菌を使い分けるのも大いにありです。
個人的にも両方使用しています。
是非あなたに合った消毒・除菌ライフを送ってください。