もしあなた自身が経営者や代表であるなら、時に広告手法については色々考えた事があるかもしれません。
当記事では、郵便局におけるチラシ・パンフレット設置(主にA4サイズ)についての解説をします。
郵便局という大きな施設で広告が出来るというのは非常に効果性のあるものだと考えますが、当記事では郵便局広告における「価格」「方法」「注意点」らを書いていきたいと思います。
もし郵便局広告に関心を持っているようであれば、参考にしていただければ幸いです。
ちなみに、JPコミュニケーションズのチラシ・パンフレット広告の専用ページはこちらです。
↑からでも理解はできると思いますが、ここでしか書かない個人的な体験談もありますので参考にしてください。
手順①チラシ設置スペースのリサーチ
まず手順①でいきなり意外ですが、チラシ設置のための受付は行いません。
最初に行うべきはチラシ設置する郵便局のリサーチです。
チラシ設置しようとしている郵便局は複数でも構わないので、複数設置する予定の場合は複数の郵便局の事前リサーチが必要になります。
何をリサーチするのかというと・・・
チラシを置くスペースに人通りがあるのかどうか
郵便局内を見てチラシ設置スペースにお客さんが通るかをチェックしましょう。
また年齢層・営業時間も確認し、自分の狙いと合致している郵便局を選びます。
↑こちらは専用のチラシラックスペース。
経験談としては、人が立ち止まりやすいATM周辺に設置スペースがあるとチラシを手に取る確率が上がります。
可能なら、局長を呼んでもらい設置スペースについて相談することもありです。
郵便局側も広告をしてもらうことでひとつの成果・成績となります。
こちらの思いを汲んで、気の利いた設置場所を提案してくれる可能性もあります。(経験あり)
もし、リサーチした郵便局に設置しようと決めたら、局長さんなどに一言伝えておくとスムーズです。
個人的には局長さんとの関係性は重要視したい!
もし設置希望の郵便局が遠方の場合なら
チラシ設置したい郵便局が遠方のため、リサーチできない場合には該当郵便局に電話でリサーチすることをお勧めします。
各郵便局には(ある程度のキャパのある局)広告担当の方が居たりします。
また、局長がこの辺りを全て担当している場合もあります。
上記で解説したように、広告スペースには人通りが多いか?などリサーチすることで局内の雰囲気が掴めてきます。
また、担当者や局長と会話をすることで信頼関係が構築されやすいです。
多少面倒でも、行かずとも電話で解決する可能性があるので、リサーチしてみましょう。
手順② 設置局・設置スペースを明確に決める
続いては、チラシを設置する郵便局や設置するスペース・設置期間をどうするか明確に決めましょう。
チラシを設置する局は複数でも可能です。
郵便局についてはそのキャパシティや立地によって基本価格が違い、基本的に以下の通り4段階に区分されています。
- SS局:各地の特に大規模な郵便局
- S局:比較的大規模な郵便局
- A局:比較的中規模な郵便局
- B局:比較的小規模な郵便局
・・・となっていて、該当の局がどれに当たるのかは確認して下さい。
その中で価格は次の通りです。
種別 | 期間 | SS局 | S局 | A・B局 |
専用ラック | 2週間 | 4,000円 | 3,500円 | 3,000円 |
空きスペース | 2週間 | 2,000円 |
専用ラックの方は、橙色の目立つラックに置かれるので視覚的に広告に気づかれやすいです。
しかし、安い空きスペースと言えども、実はチラシラック以上に目立つ場所に置ける可能性もあるのです。
こればかりは局によって特性が違うので、上述した事前リサーチがカギになるのです。
設置期間は2週間刻みとなります。
人通りの多いSS局のチラシラックに1ヶ月掲示させてもらい8,000円。
チラシを500部配れても、10部しか配れなくても同じ価格です。
状況によっては割安に感じる人もいるのではないでしょうか。
手順③ 広告設置受付をする
ここにきてようやく、チラシ設置の受付をする手順になります。
広告するためのチラシ・パンフレットを持参し最寄りの郵便局に行きましょう。
この郵便局はチラシを設置する予定の店舗でなくてもOKです。
ですので自身の生活圏内の最寄りの郵便局でOKです。
そこで、「郵便局内のチラシ設置広告をしたい」と窓口で伝えましょう。
その場で対応してくれたり、専用の窓口や担当者を紹介してくれます。
この郵便局でやることは、チラシの設置を希望する郵便局のヒアリングやチラシ設置についての説明。
そして、審査をするために持参したチラシを郵便局側が預かります。
この審査は、公序良俗に反しない内容であるのは大前提であり、局員さんからは広告責任の(広告者)所在が明確でないと審査は通らないとお話を受けました。
電話番号やE-mailなどの記載が曖昧だったりするとNGの可能性があります。
審査は郵便局広告を統括しているJPコミュニケーションズがしているものと考えます。
このチラシは預かったら返却は不可なので、その辺はご理解を。
なお、審査については7日ほどの時間を要し、審査の合否は受付担当者から電話返答があります。
受付の際には不明点はどんどん質問して、クリアにしておきましょう。
審査合格したらチラシを持ち込もう!
後日、無事審査合格したと担当者から連絡があったら、今後の手続きについてアナウンスがあります。
その話に従い、郵便局に伺いましょう。
審査合格後からチラシ掲示までの流れは以下の画像の通りです。
この流れを経て晴れて掲示開始となりますが、郵便局のチラシ設置は受付からすぐにはできません。
所定の手続き、規定の期日が経過し許可されるものです。
ここで改めて、計画的に余裕を持って手続きをしないといけないな・・・と実感します。
画像の通りあなたにあった支払い方法と、完成しているチラシの引渡し方法で手続きを進めます。
チラシは該当郵便局への持ち込みや、郵便局側に郵送依頼をして振り分けてもらうこともできます。
少し遠方なら後者がベターでしょう。
たしかチラシの設置希望枚数も私がやった時には指定がなかったと思うので、適正枚数を渡しましょう。
効果的な広告実施へのワンポイントアドバイス
振り返って、個人的な経験から話をさせてもらいます。
この郵便局の広告設置に関しては、特に担当者や局長さんとの人間関係を大切にしておくべきです。
理由は以下の通り。
- 良い広告場所の提案をしてもらえる可能性が上がる
- ちょっとしたわがままを聞いてもらえる可能性が上がる
- 純粋に来店時に良くしてもらえる
といったように、担当者や局長さんも人間ですから、横柄な人には良くしてあげようとは思いません。
互いの信頼関係をしっかり醸成していくことにより、良いことをしてもらえる可能性が上がるのです。
またもう一つ大切なワンポイントアドバイスを送ります。
それは、「広告設置後の設置状況の管理」です。
これは非常に大切です。
広告設置の契約は期間で決まっています。
期間中に万が一チラシのストックがなくなってしまったら、そこから広告効果は無くなります。
これに関して、郵便局は綿密に管理しているわけではないので、電話で「チラシなくなりましたよ〜」なんて気の利いた連絡はしてくれません。
広告設置をしたら定期的に郵便局を訪れて設置状況を確認したり、郵便局員さんらにお客さんの反応はどうか?という情報収集していくことが重要で、今後にも活きてくるのです。
遠方の場合は電話で確認するだけでもいいでしょう。
とっても大切です。
広告効果を無くさないためにも気をつけていきましょう。
まとめ
この郵便局へのチラシ設置についての重要ポイントをまとめます。
- 設置を希望する郵便局の事前リサーチは忘れずに
- 専用ラックでなく、空きスペースでも効果的な場所が案外ある
- 受付してすぐ設置できないので、計画性を持って受付す
- 広告設置後の管理も忘れずに
この辺は特に重要事項ですね。
慣れてしまえばスラスラと受付等できますが、最初は色々大変です。
本当に余裕を持った計画性が大切になってきますね。
やり方によってはかなり効果的な郵便局広告です。
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