仕事をしていく上で、向上意欲のある人は必ずと言って良いほど読書をします。
読書はとても効率の良い自己啓発方法の一つです。
どんな忙しい人でも「読書が出来ない時間のない人なんていない」なんて名言を残すビジネスパーソンもいるくらい「読書」の有効性は高いとされています。
実際にこの記事を書いているボクも、20代の頃は本1冊たりとも読んだことがありませんでした。
そんなボクが本を読むようになったきっかけは、30代で新たに自分で仕事を起こしてやっていこうと考えた時に、様々な情報や活躍している人の考え方や手法を知りたくなったからです。
これまでは本を読めなかった訳ではなく、自分に本を読む必要がなかったのだと考えています。
本は人生で必要のないものだと考えていたボクですが、たくさんの自己啓発本を読みあさり非常に価値のある事だと考えるようになれたのです。
その一番大きな理由は「筆者の考えや価値観を格安で学ぶことができるからです。」
ビジネス書の1冊の値段は、平均して1,500円前後(新刊)です。
個人的には中古本でネットの評価の高い本をかなり多く読みました。(自分の興味のある分野だけ)
これにより、費用もかなり安く済むのです。
従来あらゆる成功者の話を聞こうとするならば、その会社に属したり、セミナーに通ったりしなければ生の声は聞くことはできません。
それに対して本は、生の声は聞くことはできないけれど「整理されてまとめられた文章で分かりやすく」「いつでも読める」「安価」であるという素晴らしいメリットがあるのです。
これらは限りある時間やコストを考えれば、かなりの強いメリットであることが理解できるでしょう。
今回そんなビジネス書を紹介していくのですが、個人的にビジネスで成功したり良い成績を収めるために役に立った本を紹介していきます。
本を読んだ後の体験談も載せたりもしますので参考にしてもらえたら幸いです。
【言葉相】千葉 修司
高い目標を持っていて、強いメンタルを軸に突き進んで行きたい人にオススメ!
この本は、自分自信が発する「言葉」の選択が人生を大きく変えることを教えてくれます。
作者からは、言葉の使い方の重要性を伝え、これをきっかけに人生を好転させて欲しいという熱い思いが込められています。
「言葉」というものは常に自分と周りに影響を与え続けています。だからこそ、言葉の遣い方という物の重要性を伝え、これをきっかけに人生を好転させて欲しいという作者の熱い思いが込められています。
自分の発する言葉の重要性を、日頃起きるシチュエーションに例えて教えてくれるので共感度合いが非常に高いのです。
「へぇ〜」…と「なるほど〜」が自分の心からたくさん溢れ出した1冊となりました。
前向きな言葉を多用することにより、一緒に行動する人の言葉の変化も感じることができたぜ!周りの人は自分を写す鏡だね!
【アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉】 小倉 広
人の心を掴みたい人、リーダーシップを取りたい人にオススメ
かの有名な「ジークムント・フロイト」や「カール・グスタフ・ユング」他と並ぶ心理学者であり、自己啓発の父とも呼ばている「アルフレッド・アドラー」の考えや言葉を日本語にして分かりやすくされています。
本の内容はシンプルで明快。
人間心理とは?の部分にも分かりやすく迫っているため、人間ならば「なるほど!」「その通りだっ!」という共感性も多く読み手に納得や自信を与えてくれます。
また上司・部下の関係性において良い成果を上げるためのポイントも「事例」を挙げて分かりやすく解説されています。
あらゆるビジネスパーソンには是非一読してもらいたい一冊です。
オレのリーダーシップの言葉の定義は、アドラーの言葉を参考にしてるんだぜ!
【自分が源泉】 鈴木 博
責任ある職位(社長・代表)の人や、そうなりたい人にはオススメ
筆者自身が会社員時代に、厳しい上司から植え付けてもらった物の考え方を見事に形にした一冊。
自分が源泉とは?…何が起こっても「自分がその原因を作り出しているとしたら?」という考え方。
多くの人が、周囲の人が起こした失敗や責任を避けたいという心理が当然のようにありますが、この「他責思考」を「自責思考」として行動していくという非常に高い難易度の思考法。
要は一人一人が「経営者」と同様の考え(すべての責任は自分にある)を持って行動するということです。
これにより、上司・部下との信頼関係が劇的に好転し、経営者と同じような思考癖がつく事になります。
筆者は中間管理職の時に、部下が遅刻をした際に、部下と一緒に上司に謝罪しに行ったこともあります。
この考え方は衝撃的だったけど、実践することで周りの見方がガラリと変わったのをハッキリと覚えているぜ!
【あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言】 ジャック・キャンフィールド
心に確かな自信と推進力が欲しい人にオススメ
世界的ベストセラー『こころのチキンスープ』も生み出した著者の成功哲学バイブル。
誰しもが持つ「潜在能力」を上手に引き出し、効果的に人生に活かすために必要なことが書かれています。
一読する事で、自分自身に自信が持てたり、やるべき事が明確になったり、 背中を一押ししてもらえるような感覚になった事を覚えています。
翻訳も優秀で内容も非常に分かりやすい。心にスッと落ちてくるような優しさがあります。
氷山の水面下の氷ように、表に出ていない人間の能力(潜在能力)は計り知れないよな!
【人見知りが治るノート】 反田 克彦
対人能力を少しだけ上げたい人にオススメ
人間であれば、人生で多くの人と関わっていかなければならないです。
でもそんな中「コミュ障」と言われたり「対人恐怖症」と言われるように人との関わりが得意でない人も居ます。
そんな方に向けて「心療内科医」が書いた優しい「コミュニケーション」の本です。
読者に対し筆者が患者さんのように優しく訴えかけ、人見知りになる理屈やどうしていけば良いのか?の改善策を示してくれます。そして、認知行動療法を使いながら読者の心の問題をゆっくり解決していきます。
POPな色合いと柔らかい文章構成で非常に読みやすい一冊です。
人見知りの恐怖は「見られることの恐怖」なんだってな。人見知りの人の気持ちを理解したい人にもオススメの本だぜ。
【聞き手を熱狂させる!戦略的話術~オバマに学ぶNLPプレゼンテーション】 二階堂 忠春×田中 千尋
話し方をレベルアップさせ、相手を惹きつけるようになりたい方にオススメ
表題の通り、かつてアメリカ大統領を務めた「バラク・オバマ」氏のスピーチを例に、相手を惹きつけるための話し方はどうしたら良いのか?という考え方や方法を教えてくれます。
NLP(神経言語プログラミング)と言い、人間心理に基づいたコミュニケーション術を使うので「府に落ち感」が強いです。
惹きつける話し方について学ぶことができますが、体系としてはコミュニケーション術の学びにもつながります。
人との関わりに興味がある方、得意な方、さらに成果を上げたい方は、新たな気づきを得られることでしょう。
人間心理を極める人は人生の質を高くできるぜ!
【紳竜の研究】 島田紳介・松本竜介
お笑いでテッペン取った思考回路を知りたい人は是非見てください。
最後は本ではなくでDVDです。(スミマセン)
ただ、このDVDは個人的にとってもオススメな「自己啓発アイテム」なのです。
色々あって芸能界を引退した「島田紳介氏」。
賛否はあるでしょうが、島田紳介を越えるお笑い芸人・プロの噺手(はなして)は今だにいないと考えています。
現在でもボクは島田紳介の映像を何度も見て、話の巧さを勉強しています。
まぁ個人的に勝手に崇拝している人なんですが、このDVDでは島田紳介が吉本の若手養成のためにセミナーをした映像が入っているのです。本来はお笑いベースのDVDなのですが、このセミナーに関しては島田紳介のこれまでの成功過程や、思考回路を聞くことができる非常にクリエイティブな内容の映像なのです。
お笑い芸人のためのセミナーでありながら、すべてのビジネスパーソンの役に立つ内容なのです。
結構前に買ったけど定期的に何度も見ているぜ!
まとめ 〜この世に本は溢れている〜
個人的にお気に入りの本やDVDを紹介させて頂きました。
世の中にはタメになる情報が溢れています。
自分に必要な情報があると思ったら躊躇なくお金を払って手に入れることをオススメです。
ただ、情報を仕入れて満足するだけの「ノウハウコレクター」になってはいけません。
本を読んだ際には、そこで学んだことを実際の行動の中で生かしていくことが最も価値のあることだと思います。
読んで終わりでなく、読んだら行動につなげれるように頑張りましょう。