プリンターをお持ちの方ならば、必ずと言っていいほど「インク」の購入をしていくことでしょう。
結構このインクが「お金」がかかってしまい、悩みの種になることもしばしば。
インクの値段が安ければ嬉しいのに・・・という声を持っているユーザーも多いでしょう。
この記事では、「プリンターの互換インク」についてのデメリットを解説します。
互換インクとは?メリットは?
互換・・・[名](スル)互いに取りかえること。また、取りかえのきくこと。
というように、プリンターのインクは互換インクと言うものが存在します。
説明の通り、取り換えのきくインクのことを指し、最大のメリットは「価格の安さ」。
以下にエプソンのインクカートリッジの例を用いて比較してみましょう。
こちらがエプソン公式のダイレクトショップで、2020年5月時点での「IC6CL47」という純正商品価格が税込7,040円となります。
コチラは楽天市場で取り扱っているお店の純正商品の価格です。
ほぼ、公式のお店と変わりはありません。
そして楽天市場の中で販売されている互換インクの価格が3,070円となり、半額以上の値段となっています。
互換インクなので、プリンターにインクをセットして使用することが可能です。
もちろん互換インクのため、純正ではありません。
これだけ見ると同じ容量で、半額以上でしかも使用することができるとなると、多くの人が「互換インクで十分じゃん!」と考える人が多いでしょう。
昔はボクもそうでした!でも今は違います。
互換インク痛恨のデメリット
ボク個人としては、自宅でプリンターを使う回数が結構かったので、コスパを考え良いプリンターに安い互換インクを使用していました。
その中で、一番落ち込むトラブルが起こったのです。
プリンター故障です。
互換インクの最大のデメリットは故障を引き起こしやすいことです。
純正のインクカートリッジは、成分性能共に安全性が高く作られているので、簡単には故障しにくいのです。
対し、互換インクカートリッジは、色の成分も純正より若干劣り、インク残量表示もしっかり表示されなかったり、インクが原因での故障を引き起こしやすいのです。
自宅のプリンター、壊れたっぽい…調べたら、一度でも互換インク使うとこうなるらしい…純正インク使わないと本体壊れるように作られてるなんて…『互換インクだと質が悪いからうまく動かないかもよ』程度だと思っていたよ…そんなにセキュリティ高く作ってあるなんて… pic.twitter.com/jfjVM4sG8g
— かえで(2歳6歳シドニーで子育て中) (@kaedetokodomo) April 14, 2020
これに関して、大手エプソンの修理の規約をまとめると以下の通りとなります。
- 保証期間内であっても、エプソン製品以外のインクカートリッジが理由で故障したものは有償
- 保証期間を過ぎたら有償修理
- 修理の送付時に互換インクカートリッジのインク漏れについての責任は負いません
と社外インクを使用していたら、修理において負担がかかりやすくなります。
しかし、修理をしてくれないわけではありません。
修理代はかかりますが、対応はしてもらうことが可能なのです。
安さの互換を取るか、安心の純正を取るか
結局純正インクカートリッジであっても、保証期間を過ぎて故障したのであれば、有償にはなります。
その中で、安さの互換インクを取るか、安心の純正インクを取るかという話になります。
個人的には、様々な経験を通して「純正インク」を使用することを推奨します。
ランニングコストが必ずかかってくるもので、高額のインク代は痛いですが、何度も修理したり、修理の度に起こる郵送の手間やストレスを考えれば、故障しにくく、色性能の良い「純正インクカートリッジ」を選んだほうが得策だと考えます。
不測の事態で作業出来なかったので、動けるうちに印刷をしようと思ったらインクが切れて交換
互換インクは安いけど発色が悪いので純正で pic.twitter.com/lVMHvJmK4N
— はまとし (@Migi225Hamatosi) May 12, 2019
モノクロの印刷なら然程違いは見られませんが、カラー印刷になれば互換インクはやはり色精度が結構劣ります。
しっかりとしたカラープリントをしたいのであれば、純正インクは必須でしょう。
個人的には2度プリンターをダメにした経験、さらには色の出方が安定しない期間も多かったので相当なストレスがかかっていたのが事実です。
純正のインクカートリッジであれば、性能的にそう簡単に故障が起こってはおかしいですから、長い年月安心してプリンターを利用することができるでしょう。
まとめ
昔の互換インクといえば、本当に劣化版のインクというものが多かった。
現代は、互換インクの精度も上がり、メーカーによっては良い発色性能を持ったものも出てきたようです。
修理覚悟で互換インクという手もありますが、修理の過程が面倒臭すぎるため、個人的に互換インクの安全性能が向上しない限りは純正インクを推奨していきます。
個人的な願いとしては、もう少し純正インクが安価になれば完璧ですね。
お読み頂きありがとうございました。