いきなり強烈な表題です。
世の中絶対という物は少ないと認識しています。
しかし、絶対に向かうための確率を努力次第で上げる事は可能だと思います。
この記事では、【面接】について話をします。
アルバイト・就活など様々なシチュエーションで「面接」の機会があります。
中には難関となる面接の場面もあるでしょう。
そんな難関でも、やり方次第で合格率を高められる方法があるとすれば…
そんな方の期待を高める「あり得ない!?いやあり得る!5選」をお伝えします。
特にコロナ禍においては、直接会うことのないオンライン面談が増えてきているので、「言葉」の力が重要ですよ。
書いている人
今回この記事を書くのはブログ主でもある「ユキチ」です。
かつては、従業員数1,400名ほどの企業で管理職を務めたり、店舗の面接も数多くしていました。
また、当時リクルートの5倍集客をする敏腕就活アドバイザーに高額(年間ウン十万)を支払い、直接就活についての勉強や裏話(就活する側が得する情報)を学んだりしました。
また、現役大学生と就活について語り合う機会も定期的にあり、学生の声も理解しているつもりです。
強みは、自身の経験から面接をする側・される側・就活アドバイザー側の3つの面の考えや声を理解している点です。
もしあなたの志望企業の倍率が高かったり、難関企業なら是非参考にして欲しいと思います。
1:身だしなみに、だらしなさが出ます
ボク自身、求人募集をかける事もあれば、もちろん自ら面接をする時もありました。
その中で、案外「私服」で面接にやって来る人が多いことに驚きました。
これは若年層の人の方が多い傾向にあります。
後光効果(ハロー効果)をご存知でしょうか?
1つ良い所が見えると、その特徴に引きずられて他の箇所も良く見えてしまうようになるという事です。
これは心理効果として証明されていますが、同じ性格や仕事の技量を持っている2人(AさんとBさん)がいても、Aさんが第一印象で好印象だと、その特徴に引きずられてトータルではBさんよりAさんの方が良い印象になるというもの。
バッチリスーツで決めておいても、一つのシワや僅かなヨレがだらしなさを露呈してしまいます。
リクルートスーツはシンプルな設計である故、綺麗でないと目立ちます。
自分の服装で、面接官に余計な気付きを与えちゃダメだぜ!
まずは第一印象を良くするために、出で立ちの確認は必須です。
当たり前だけど結構できていない人が多いんだね
※ただし、企業の風土・スタイルもありますので、スーツスタイルが全てではありません。相手の会社のスタイルを確認しておきましょう。
2:志望動機の回答対策に時間をかけるな!
志望動機・・・なぜ、この会社を選んだのか?と行ったニュアンスの質問があります。
聞かれたら勿論答えなければなりません。
面接にこれから向かおうとする人で、この回答を考えない人は恐らく居ないでしょう。
ただし、誰もがこの質問の回答準備をするでしょうが、個人的にはコレは重要ではないと言っておきます。
企業側・面接官側の心理を考えてみましょう。
企業側はこの手の質問は聞くと思いますが、面接官は予め用意周到に準備された答えより、何も準備されてないような相手の本質の部分を見たり感じたりできる質問をしたいのです。
面接官側は、相手が自社に取って本当に必要な人材かどうかを見極めなければなりません。
だからこそ面接という短時間の中で、様々な質問をして相手を知ろうとするのです。
入社してすぐ辞められると会社はめちゃ赤字になるんだ!
多くの人が面接で準備してくるであろう回答は、正攻法で準備する事が多いだけに面接をしてもらう者同士、似通ってくる事も少なくありません。
ですので、そこに大きく時間を割いて回答を考えるより、他の回答の準備に力を注いだほうが効果的なのです。
3:企業の経営理念を理解していますか?
コレもかなり大事で、レベルの高い考え方だと理解しています。
企業はそれぞれ、「経営理念」「ミッションステートメント」というような会社の存在意義や大切にしている事、根本的な考え方などを言葉にして制定しています。
言わば、会社の軸となる考えや願いが込められている言葉です。
面接に来る人の多く(ボクの居た会社ではアルバイト志望者ではありますが)は経験上、経営理念など会社の内面のことを深く知ろうとしない方(知っていない方・興味がない方)がほとんどです。
だからこそ、差別化を図るのです。
「あなたがこの会社を志望した理由は何ですか?」「あなたがこの会社でやってみたい事は何ですか?」
このような問いに対して、あなたの思いを企業の経営理念に乗せて伝える事ができると面接官が納得をしてくれる確率は飛躍的に高まるでしょう。
- 「あなたがこの会社を志望した理由は何ですか?」
-
「はい、私は小学生の時から15年間サッカーをやり続けてきました。その中で目標を定めてトレーニングをしていく中で、日々チャレンジを続けました。御社の業務内容に対する魅力は兼ねてから持っていますが、自分自身が培ってきて持っている【一貫性】【継続性】【チャレンジ精神】は御社の企業理念に合致する部分が多く、自分自身にとってこの上なくやりがいのある仕事だと感じたからです。」
これは一つの例ですが、人は納得する際に「理由づけ」があると納得しやすいのです。
業務内容に魅力があるなら、その明確な理由付けがあると強力ですし、経営理念にかけてあると尚良いと考えています。
会社を知る準備は惜しまず、そこから志望企業と自分を繋ぎ合わせる言葉選びが重要となります。
4:自分主体のPRでは差別化は生まれない
「もしあなたが入社して5年後どうなっていたいですか?」「どうなると思いますか?」
こんな質問も企業側はしたりもします。
多くの人は自分に軸を置いた考え方を伝えます。
「5年後は社員の中のリーダー格となり皆を引っ張っていきたいです!」
回答としては十分だと感じます。
ただこのような回答では、多くの人と変わらない回答となりやすく差別化は図れません。
この自分軸にプラスして社会の軸という視点を持ったらどうでしょう。
「5年後は、今より機械の力が普及して人間より機会に頼る方が効率的になるかもしれません。だからこそ、感情を持つ人間の価値が一層高まると思うので、勉強も怠らずリーダーとなり皆を引っ張り、人として頼られる人間になりたいです」
最終的に行っていることは変わらないのですが、後味が違ってきます。
時代は進んでいく訳ですから、未来質問に対しては「社会」の未来を想像する必要があるのです。
「機械化が進む」「乗り物が便利になる」「広告手段が変わる」「携帯電話がなくなるかも」
どれも可能性の度合いは違うでしょうが、可能性がゼロであることはないと思います。
自身で仮説を立てて、その中で自分が何を出来るかという考え方です。
自分自身の軸と社会の軸を持ち、入社から最低10年くらいは2つの視点を合わせた未来像を持っておくと良いでしょう。このような視点を持っておくことで、他の質問もカバーできる可能性が上がりますし、きっと他の人との差別化も図れるでしょう。
5:数字を操ると効果的
一流企業に受かる・高倍率の求人に受かる人は、受かり方・方法を知っているとも言われます。
その中で、話に具体性を持たせたり、説得性を増したいのであれば「数字」を操る事が重要です。
「あなたの趣味は何ですか?」
こんな簡単そうな質問でも「旅行が好きです!」と答えれば普通の人です。
加えて、「旅行が好きで今まで15ヶ国に旅行しました。多くの海外文化に触れることが大好きです!」
というように具体的な数字を用いる事で説得力が増し、面接官もイメージが湧きやすいのです。
「とても多く」「少しだけ」「かなりの回数」「びっくりするほど」…このような言葉のチョイスは曖昧で、人によって捉え方が違います。
10回が多く感じる人もいれば、20回が多く感じる人もいます。
だからこそ数字を使って表現を明確化させるのです。
数字は入れないより、可能な限り入れた方が曖昧さも回避できるのでオススメです。
まとめ
冒頭でありえない面接合格法!と記載していますが、知っている人からしたら「あたりまえ!」と言う人もいるかもしれません。
ただ、ボクが何人も面接をしていて感じた事は、知っていない(実践していない)人が殆どだったという印象が強く残っています。
だからこそ、実践すれば目立つのです。
きっとそのような人の方が、面接官の印象や記憶に強く残りやすいですよね。
難関企業の面接であれば、多くの人と同じ手法でなく、差別化を図れるような面接対策をしていきましょう。